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2025年4月10日木曜日

「防水工事のウレタン防水について」広島で防水工事のことなら マーテックス

 こんにちは!
















マーテックスの広報です☆














防水工事というのは、私たちの身近な工事のひとつです。

私たちが雨が降っても、安心して建物に住むことが出来るのは、
防水工事をしっかり行っているからなんです。







防水工事って私たちが安全に快適に生活するためには必要な工事なんです。







防水工事と言っても、たくさんの工事のやり方がございます。
その中でも今回はウレタン防水について、ご紹介させていただきます。
























ウレタン防水というのは、液状のウレタン樹脂を複数回塗ることで、
つなぎ目の無い防水層を形成し、雨水の侵入を防ぎます。
施工も簡単で防水工事の中では安価な上に別素材の防水層があっても
その上から塗り重ねることが出来るなど、メリットも多く、
最近最も主流な防水工事です。



5~6年ごとにトップコートを再塗装することで、
15年程度防水効果を保持することが出来ます。

液状の為、屋上、ベランダ、バルコニーなど、どんな形状の場所にも採用されます。







そもそも、ウレタンとは、ポリウレタン樹脂のことで、
身近なものとしては、衣類やスポンジ、スポーツ用品など、幅広く使用されています。
ウレタンの特徴は、



・伸縮性に優れており、様々な形状に対応できる。
・軽量でありながら、強度が高く建材やスポーツ用品によく利用されている。
・熱を伝えにくく、断熱材としても効果的である。
・耐摩耗性や耐候性に優れており、長期間使用できる。




といった、特徴があります。
そういった特徴を踏まえ、
建材としても断熱材、シーリング材、防水材と、幅広く使用されている素材です。








では、ウレタン防水というと、どのようなメリットがあるのでしょうか。







メリット





・比較的安価に施工することができる。



ウレタン防水工事は他の防水工事と比べて比較的安価に施工することが可能です。
10㎡程度のバルコニーやベランダ等であれば、価格差もあまり気にはなりませんが、
ビルの屋上や陸屋根などに施工される場合は低コストが重要視されます。
施工単価は1㎡あたり約3,000~7,000円程度、
そして、安価だからといって他の防水と比べて耐久性が極端に低い
というわけではありません。
環境にもよりますが、しっかりメンテナンスを行えば、
10年~14年程の耐用年数があります。
コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。





・塗料だからできる



塗料ですので複雑な場所にも施工することが出来ます。
そして、最大のメリットは既存防水層の上に重ね塗りができるという点です。
シート防水は必ずシート同士のつなぎ目が存在することになり、
施工面が複雑な形状になればなるほどそれは多くなります。
そして、経年劣化でつなぎ目の浮きや捲れが懸念されます。
そうなれば、当然防水機能は果たせなくなり雨漏りになってしまう恐れがあります。
その場合、修繕時には、めくれたシートをはがさなければなりません。
その点、ウレタン防水はどんな場所にもつなぎ目なく施工でき、
剥がれや、めくれのリスクはありません。
防水層の撤去・処分費もかけずに補修ができます。






・伸縮性が高い



防水塗装を形成するウレタン樹脂は、
ポリウレタンとも呼ばれるプラスチック素材です。
ポリウレタンは洋服や接着剤、自動車のバンパーなど、身近なものに使用されいます。
特徴にも述べたように、柔軟性、弾性、耐衝撃性、防音性に優れています。
建物には揺れが生じますので、高い柔軟性で防水層のひび割れを起こしにくくさせ、
雨漏りの発生を防ぎます。






といった、ウレタン防水のメリットはこのような感じです。
では、デメリットはどういったものになるか。
見てみましょう。








デメリット






・仕上がりは職人次第


防水面は傾斜(勾配)がほとんどない中で
雨水をスムーズに排水口に流さなければなりません。
ウレタン防水の層の厚さは3mmが適正とされていますが、
塗料を塗り仕上げていくウレタン防水は、3mm程の厚みになるように
均一に塗り重ねる技術と経験が必要です。
厚みが均一でないと表面に凹凸が生じ水がうまく流れません。
水が溜まりやすいと劣化も早まります。
また、主剤と硬化剤を混ぜカクハンさせる必要ががありますが、
カクハンが足りてないと硬化不良や防水性の低下を引き起こしてしまいます。

一見簡単そうに見えるウレタン防水ですが、実は難易度の高い工法です。





・塗料の硬化に時間がかかる


FRP防水の塗膜は硬化速度が非常に早く、
一般の住宅のバルコニーやベランダを施工する場合は1~2日で工事がおわります。
ウレタン防水は樹脂塗料が硬化するまでに時間がかかります。
施工中は立ち入ることができないので、不便に感じるかもしれません。
また、その間に雨が降ってしまうと、
施工ができませんので、3~10日程と施工日数が伸びます。










といったように、少しデメリットはありますが、それを上回るメリットなので、
多くの現場に採用されています。
当社では、技術の確かな職人さんに施工をお願いしておりますので、
安心して、ご依頼いただけましたらと思います。













ウレタン防水工事はご近所に迷惑をかけないかな?
トラブルの種になってしまうのではないかな?
と、騒音や臭い等は気になりますよね。
特に塗料というと、従来の外壁塗装のようにとても臭うのではないか。と
不安を持たれている方も多いと思います。



ウレタン防水を施工する際に生じる騒音・臭いを紹介します。




・工事の騒音は一時的なものです


ウレタン防水工事を行う前に高圧洗浄で下地をきれいに洗い流していく必要があるので、
洗浄時のみ騒音と水しぶきが発生します。
また、主剤と硬化剤をカクハンする際にミキサーを使用しますので
多少モーター音が発生しますが、これらは一時的なものです。
(高圧洗浄や塗材のカクハンなどは他の防水工事でも行います。)




・ウレタン防水は臭いがほとんどありません


ウレタン塗膜は無臭ではないため、作業中は窓を閉めていただいた方がいいですが、
臭いはほとんどありません。
シンナーで希釈する油性(溶剤)塗料が多いのですが、
現在は水で希釈する水性防水塗料もございますので、臭いもずいぶん軽減されております。







みなさん。
少し、ウレタン防水工事に関して、少し、ご理解いただけましたでしょうか。


防水工事もなかなか奥深いです。








他の防水工事の方法もございますので、そちらはまたご紹介させていただきますね!