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2023年5月22日月曜日

「ローマの建築物は何故崩れないのか。」外壁修繕 防水工事 建築資材なら マーテックス

  こんにちは!




マーテックスの広報です☆







先日、ニュースを見ていて、




ローマの建築物は2000年以上前にできているのになぜ崩れないのか







というのを見て、確かに、今もしっかり建ってるのはなぜなんだろうと。
ふと疑問に思いました。




色々調べてみると、そのころの建築物を研究されている方も
多くいらっしゃるみたいで、少しずつ、最近わかってきたことがあるみたいです。



























ローマ時代の有名な建築物といえば、コロッセオ、パテオン、サンタンジェロ城などたくさんありますがそのすべてが今も崩れることなく、建っています。



ローマ時代の建国は、紀元前753年です。
その後、東西に別れ、ローマ帝国は、西ローマ帝国が滅亡した476年まで約1200年続いていた帝国です。
たくさんの国ができては無くなりと大変な時代にこんなに長く続いた国があったなんてすごいですよね。



そんな長い歴史があ古代ローマ時代の建築物は今の製法と違うコンクリートが使用されています。



ちなみに、現在のコンクリートは1800年に開発されたものです。
2000年以上前に古代ローマ帝国では現在の製法とは違いますが、コンクリートの製法があったということになります。



しかし、ローマ帝国時代に使用されていたコンクリートはローマ帝国の滅亡とともに、そ
の正確な製法が失われてしまいました。




研究者の方々は建物の素材や成分を知らべ、研究を重ね、どうして崩れないのかを調べてきました。
研究者の方の探求心ってすごいですよね。
何年も何年も同じものを調べられていて、その根気と努力と忍耐がすごいなぁと思っています。



長年の研究の結果。




やっとわかってきたことがあるみたいです。





それは、古代ローマ人は、コンクリートに『自己修復能力』を与えていたということです。





最近発表された文献を解説してある記事や論文なども見つけたのですが、その成分の名前等、少し説明が難しいので、『自己修復力があるコンクリート』とは何か。かいつまんでご紹介すると、


古代ローマのコンクリートは、ヒビが入ったら、そこに入ってきた水(雨水など)とコンクリートの成分が反応し、再び結晶化して、ヒビを修復するような作用があったそうです。




このことが、長く古代ローマ帝国の建築物が崩れずに建っている理由のようです。



研究チームは時代でも使用できるように、現代版の自己修復コンクリートの開発を進めているそうです。





現在のコンクリートの原料であるセメントの生産から排出される温室効果ガスは全体の8%を占めているそうです。
自己修復コンクリートの原料は天然の成分で作成することができるので、温室効果ガスの発生も抑えらるそうです。




この自己修復コンクリートは建築物の耐久力を上げてくれるだけでなく、セメント生産を減らすことで温暖化対策にもつながります。









耐久性も上がり、環境にも優しい建材がこれから出てくるのかなと思うと今からとても楽しみですね!







また、新情報が出てきましたら、こちらでも紹介させて頂こうと思います♪