こんにちは!
マーテックスの広報です☆
先日。
建材部のメンバーと社長で出張していただき、
京都の中内建材店さんにご訪問させていただきました!
中内建材店さんは京都で260年も続く老舗の建材店です。
創業はなんと1764年。明和元年創業だそうです。
江戸時代に京都御所に献上して以来、宮内庁御用指定業者として
代々受け継がれてきたそうです。
中内建材店さんは本聚楽土を主として、土壁・壁土の製造を代々されております。
本聚楽土とは、京都の聚楽第(西陣)付近でごく限られた場所で採れる上質な土のことです。
粘りのある土といわれ、土壁として使うと粘りがきくようです。
調湿効果や消臭効果がある上、防火性能もあります。
天然素材で出来ているので、燃えやすいと思われるかもしれませんが、
融点は1,250度と高く万が一、火事になっても燃えにくく、安全性が高いとも言えます。
今回は販売されている聚楽土が実際どういう風に作成されているのか等、
工場内もしっかり見学をさせていただきました。
社長にお話を伺えて、工場の中も見せていただきました。
細かく丁寧にお話を伺えて、とても良かったです。
土を叩いて、粉砕し、細かな土に仕上げていきます。
採取する場所によって土の色が違います。
面白いですよね。
売れている人気の土の色とかあるのかな?と思い、伺ってみると、
地域によって人気な色が違うそうです。
九州方面は緑色っぽい土が人気だそうで、中四国・近畿方面は黄色系が人気など、
地域によってよく出る色が違うそうです。
聞いてみて面白いなぁと思いました。
そういった地域の違いもあるのだと、初めて知りました。
現在、中内建材店さんでは、新しい商品を開発中らしく、
色々と見せていただきました☆
たくさんチャレンジされているようなので、これからも楽しみです。
こちらは、土を塗ったときの見本プレートです。
商品の土が、実際に塗ってみると、どういう感じなるのか、
お客様にイメージしてもらうためのものです。
プレート等に塗ってあると、壁に塗った際のイメージがしやすいですよね。
材料の土だけを見てもなかなか壁に塗った際のイメージがしにくいですよね。
京都の土をもっとたくさんの方に知ってもらえるように
私たちも頑張って考えていきたいと思っております。
お客様に色々な提案がしていけるといいなと思います♪