こんにちは!
マーテックスの広報です☆
皆さん。
土壁と聞くと、どんなイメージがございますか!?
私は祖母の家の壁とか、畳の部屋は土壁っぽかったなぁと
イメージします。
土壁は日本で昔から親しまれている壁の一つです。
また、最近になって土壁がブームになってきているみたいです!
どのようなところが、人気なのか。
どのように壁として土壁を作っていくのか。
ご紹介させていただきたく思います★
土壁は木造建築よりも火事の際に火が広がりにくいという特徴があります。
壁としての強度も十分にあり、生産が容易であったことから、
火事が多かった江戸の町では多く使用されていたそうです。
また、土壁はその質感や風合いも評価されています。
茶室の壁としても有名で、かの千利休は土壁が持つ独特の風合いや情緒深い佇まいを
好んで、積極的に取り居ていました。
有名な茶室「待庵」の壁は土壁で作られています。
土壁とひとくちに行っても種類は豊富で、京都で作られる土壁を京壁といい、
原料に土に砂や鉄といった素材を混ぜて独自の風合いを表現した
聚楽壁(じゅらくへき)、大津壁(おおつかべ)、錆壁(さびかべ)などがあります。
土壁にもたくさんの種類があるんですね!
このように、日本ではなじみの壁の一つでしたが、近代的な住宅が増えるにつれ、
需要が少なくなり、今では土壁を施工できる職人さんが非常に少ないのが現状です。
ですが、土壁はメリットが多い、魅力的な壁です。
・調湿効果がある
・断熱機能
・防火機能
・脱臭機能
と、多くの機能があります。
湿度が高い日本にとって、調湿効果があるのはとてもうれしい効果ですよね。
また、近年では夏の猛暑が厳しくなっております。
断熱機能があることで、部屋の中の温度は涼しく保てるということも期待できますよね。
生活臭を空気と一緒に土壁が吸収してくれる効果もあり、
タバコなどの汚染物質を無害にろ過してくれる効果もあるとされています。
アレルギー症状の軽減やシックハウスの対策としても期待できる素材です。
と、言ったように、
土壁は日本の気候にも風土にもあった素材であることがわかります。
では、なぜ、施工できる職人さんや土壁自体が減少しているのでしょうか。
土壁の需要が減ってしまった理由は、施工の難しさと工期の長さにあります。
土壁が完成するまでには、2~3か月ほど費やされることもあるため、
効率やスピードが優先される現代では、相性が悪かったとされます。
また、土壁の強度や見た目は職人さんの技術力に大きく影響されますが、
その技術を引き継いでいる人が少なくなっていることも挙げられます。
当社では、確かな技術をお持ちの左官職人さんに施工をお願いしております。
お家の壁を土壁にリメイクしたい。
経年劣化で崩れてきた土壁を直したい。
そんな、皆さんのご要望にお応えできます!
是非、一度当社にご相談ください!
皆様からのお問合せお待ちしております♪