こんにちは！
マーテックスの広報です☆
「洗い出し」という技法を皆さん、ご存じでしょうか。
洗い出しとは、左官の技法のひとつで、セメントモルタルに砂利や玉石など骨材を
入れて塗り、固まる前に表面を洗って、砂利や玉石の頭部分を露出させる方法です。
その名の通り、洗い出して仕上げる方法であり、
古くから行われている伝統的な左官仕上げ方法です。
主に、住宅の玄関アプローチや土間、犬走り、階段など、あらゆる部分の
仕上げとして豊かな表情を演出します。
写真のようなものをご覧になられたことがある方も多いかなと思います。
これが『洗い出し仕上げ』になります。
この写真を見て、私の祖母の家などでもされていたなぁと思いました。
結構昔のおうちではよくつかわれていた技法かなと思います。
洗い出し仕上げの特長として、まず、意匠性に優れているという点が挙げられます。
混ぜこむ骨材は非常に種類が多く、好みのものを自由に敷き詰めることで、
和のテイストを感じられる上品な趣と情緒あふれる景観をつくることが出来ます。
また、骨材にはモノトーンのものや、カラフルなものなど様々ありますが、
組み合わせによって空間を鮮やかに彩ることも可能です。
この洗い出し特有の風合いは、現代風にアレンジすることによって、
洗練されたモダンなデザインとして、幅広い層に受け入れられています。
また、骨材のあたまの部分だけ露出させている仕上げのため、表面が凸凹になります。
フラットな仕上げの場合、雨が降ると床面と靴の間に雨水が入り込んで、
滑りやすくなりますが、凹凸のある仕上げは滑り止めとして効果的です。
汚れが目立ちにくいのも特徴です。
黒系の玉砂利にすることで、汚れが目立ちにくくなります。
ただ、施工費用が高くなったり、
職人さんの技術によって、仕上がりに差が出てしまうのが大きな特徴です。
洗い出し仕上げは古くから受け継がれてきた伝統的な技法です。
近年では、様々なアレンジを加えることにより、幅広い層で人気を集めています。
当社は左官建材販売も行っておりますが、
左官職人さんによる施工のご依頼も請け負っております。
確かな技術をお持ちの職人さんに施工をお願いしておりますので、
ご安心してご依頼ください。
玄関のアプローチ部分を変えたいな。
駐車場スペースを変えたいなという方は
是非、一度、お問合せいただけましたら幸いです。
皆様からのお問合せ、お待ちしております！
