こんにちは!
マーテックスの広報です☆
当社の工事で取り扱いをさせて頂いております、防水工事。
まだまだ防水工事について、知っていただきたく、
今回は、アスファルト防水について、ご紹介させていただきます!
アスファルト防水とは、従来から使われている防水工事の工法の一つです。
合成繊維不織布のシートに、液状に溶かしたアスファルトを染み込ませコーティングした、
ルーフィングシート(建物内に水滴を入れないシート)を二層以上で仕上げることで、
防水機能をより強固にする積層工法です。
アスファルト防水は、広い場所への施工が適しています。
学校やマンション、公営住宅などの屋上や屋根に採用されることが多いです。
アスファルトは天然に産出される、天然アスファルトと
石油から作られる石油アスファルトがあります。
現在使われるアスファルトは石油アスファルトが主流になっております。
アスファルト防水は主に3種類に分類されます。
①常温工法
②トーチ法
③熱工法
の3種類の工法があります。
それぞれの工法の特長やメリット・デメリットをご紹介いたします。
①常温工法
多くの現場で採用されているのが、常温工法(冷工法)です。
常温工法は他の2つの工法とは異なり、
熱を使わずに防水層をつくることが出来るのが特徴です。
ルーフィングシートの裏面に、自着層と呼ばれるゴムアスファルトの粘着層を
コーティングし、複数枚交互に貼り合わせていく工法です。
下地が軟粘着状態になるため、施工したコンクリートにしっかりと付着します。
---メリット---
熱や臭いが発生しない為、環境への配慮だけでなく、
安全性が優れているのがポイントです。
火を使用しないという点から、近年最も主流な工法です。
---デメリット---
熱を使用する工法と比べると、防水層の密着度が劣り、
防水効果が低くなってしまう場合があります。
②トーチ工法
トーチバーナーと呼ばれるごく一般的なバーナーを用いて、
ルーフィングシートの裏面と下地を、
アスファルトを炙りとかしながら貼り重ねる工法です。
---メリット---
シートを隙間なく溶着することができ、高い防水効果を発揮します。
また、煙が出ず臭いも少ないため、周辺環境への影響が少ないのも特徴です。
トーチ工法は費用も安いため、民間工事で採用されることが多い工法です。
---デメリット---
火器を使用するため、布巾に燃えやすいものがある場合は施工ができません。
広い場所でないと施工ができないといったデメリットがあります。
③熱工法
熱を加えて溶かしたアスファルトを使い、2~4枚のルーフィングシートを積み重ね、
防水層を作る工法です。
---メリット---
日本における防水工事では、100年以上の歴史があり、
たくさんのノウハウが積み重ねられてきたため信頼性の高い工法です。
---デメリット---
アスファルトは大きな窯で熱して溶かします。
その熱は220~270度にも及び、独特の臭いや煙の発生、火災のリスクがあるため、
周辺環境への配慮が必要となります。
最近では熱工法を採用する工事は減ってきています。
また大きな窯の設置場所を確保する必要もあります。
当社では施工する場所の広さ等により、適する工法をご提案させていただきます。
天候や現場の状況にもよりますが、おおよそ3週間程度で工事が完了致します。
他の防水工事の施工方法もございます。
当社では、ご予算や、目的等に応じて、適切な施工をご提案させていただきます。
雨漏りでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
皆様のお問合せをお待ちしております!