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2024年10月21日月曜日

「防水工事の種類で、FRP防水工事というのはご存じですか!?」外壁修繕 防水工事 建築資材なら マーテックス

こんにちは!











マーテックスの広報です☆









防水工事と、ひとくくりに言っても、色々な工事の仕方がございます。
以前ご紹介させていただきましたのは、

・ウレタン防水
・塩ビシート防水


の二つでした。
























本日は、ウレタン防水のように、塗材を使用した防水工事。



FRP防水工事



について、ご紹介させていただきます。





FRPと聞いて、ピンとくる方というのは少ないかな?と思います。
私も何のこと??と全然わかりませんでした。



まず、FRPとは何か。
FRPとは補強材であるガラス繊維を混ぜたプラスチックのことです。
繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)」を略して
このように呼ばれます。



軽量かつ強靭、耐熱性・耐食性・耐候性などに優れているという特徴があります。
FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、
この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。
したがって、出来上がった防水層は、
つなぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。


また塗膜の硬化速度が速いため、
何層も塗り重ねる仕様でも1日で施工を完了させることが可能です。






FRP自体、非常に強度があり、耐久性や耐水性に優れています。
また、成型性にも優れているので、実は船・浴槽・公園の遊具などにも使われています。
このようなFRPは「成型タイプ」といわれています。






戸建てのベランダの多くはFRP防水工事を施しているところが多いようです。




つなぎ目の無いシームレスな防水層を形成できます。
塗膜が硬質で、爪が立ちません。





また、水抜き用のドレン。
改修工事等では、同素材のFRP改修用ドレンを使用することにより、
密着度も高く、同じ素材を使用しておりますので、同程度の収縮率で伸縮します。


ドレンと防水が剥がれる原因の一つに、収縮率の違いによる防水、もしくはドレンが
伸びの追従の限界を超えたことによる剥離というものがあります。

同素材で施工することにより、収縮に差異が生じなくなり、
経年劣化した場合でも、収縮の違いで剥がれるということはありません。








いかがでしたでしょうか。
FRP防水工事というのはイメージできたでしょうか。






バルコニー等に施工されいている、私たちの身近なFRP防水。
皆さんも、一度、確かめてみてください!






次回はまた、違った防水工事の方法をお伝えできればと思います!