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2024年12月12日木曜日

「防水工事のアスファルト防水工事をご存じですか!?」広島で防水工事なら マーテックス

こんにちは!












マーテックスの広報です☆













防水工事と言うのは、雨が降ってきたときに建物内に漏水させないという工事のことです。
雨が降ってきて、毎回雨漏りがしていたら大変ですよね。
雨漏りは、雨漏りの音はもちろん。
ずっと雨が当たっていると、湿気で躯体(床や柱など)も悪くなってしまいます。




私たちが安全に安心して生活できるのは、防水工事がしっかり機能しているからです。





そんな、私たちの生活に欠かせない防水工事。
今回は、沢山ある防水工事の中で
アスファルト防水工事について、ご紹介させていただきます。
























まず、アスファルトというのはどういうものなのか。
ご存じですか?!






アスファルトというのは、原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質な物質です。
黒色または暗褐色の固体または半固体で、
温度によって液体から固体、固体から液体に変化する性質があります。





主に道路の舗装や防水材として使用されています。


他にどのようなところに使用されているかというと、
住宅や商業施設の駐車場にも広く使用されいてます。
耐久性とメンテナンスのしやすさが特徴です。


鉄道の軌道の安定化や防振材としても使用されています。
また、海底ケーブルを保護するための材料としても使用されています。





私たちの身近なところで多く使用されているんですね。






アスファルトには、天然アスファルトと、石油アスファルトの2種類があります。
天然アスファルトは自然界で産出されるもの。
石油アスファルトは原油を精製する過程で得られるものです。




実は、アスファルトが使用されている歴史は古く紀元前までさかのぼります。




紀元前3200年頃。
メソポタミア地域でアスファルトが船の防水材として
使用されていたことがわかっています。


紀元前3000年頃。
エジプトではミイラの保存にアスファルトが使われていました。
また、旧約聖書にはノアの箱舟やバベルの塔の建設に
アスファルトが使用された記述があります。


同じく、紀元前3000年頃。
インダス川流域でもアスファルトが建材や防水材として利用されていました。


19世紀には、ヨーロッパでアスファルトが道路舗装に広く使用され始めました。
特にフランスのパリでは、1830年代にアスファルト舗装が導入されました。





と。私たちの周りの色々なものに使用されている、アスファルト。
ずいぶん昔から防水材としても高い能力を発揮しいていたことがうかがえますね。
では、実際に日本でのアスファルト防水の歴史はどういった感じでしょうか。

少し見てみましょう。





日本で最初にアスファルト防水工事が始まったのは、20世紀初頭です。
1905年に初めて本格的なアスファルト防水が施工されました。
この時期、アメリカから輸入された「MALTHOID(マルソイド)」という商品が
使用されました。

その後、1920年代には国産のアスファルトルーフィングの生産が開始され、
1950年代にはJIS規格が制定されるなど、国内での技術と製品の発展が進みました。


アスファルト防水は建物の屋根や地下構造物の防水に広く使用され、
現在でもその信頼性と耐久性から多くの減築物で採用されています。




こうした長い歴史があるので、たくさんのノウハウがあり、
施工するうえでもとても防水性を信頼できる防水工事として
人気の高い施工方法になっております。





では、実際にアスファルト防水工事の施工方法等についてみてみましょう。





アスファルト防水は先述したように、従来から広く使われている
防水工事の工法の1つです。



合成繊維不織布のシートに液状に溶かしたアスファルトを染み込ませコーティングした、
ルーフィングシート(建物内に水滴を入れないシート)を二層以上で仕上げることで、
防水機能をより強固にする積層工法です。



アスファルト防水は、広い場所への施工が適しているため、
学校やマンション、公営住宅などの屋上や屋根で採用されることが多いです。








アスファルト防水工事は主に3種類に分類されます。




①常温工法(冷工法)
②トーチ工法
③熱工法




どのような特徴があるのか。
それぞれ見てみましょう。






①常温工法(冷工法)

多くの現場で採用されているのが常温工法(冷工法)です。
常温工法は他の二つの工法と異なり、
熱を使わずに防水層を作ることが出来るのが特徴です。
ルーフィングシートの裏面に自着層と呼ばれる
ゴムアスファルトの粘着層をコーティングし、複数枚交互に貼り合わせていく工法です。
下地が軟粘着状態になるため、施工したコンクリートにしっかりと付着します。




メリット
熱や臭いが発生しないため、環境への配慮だけでなく、
安全性が優れいているのがポイントです。
火を使用しないという点から、近年最も主流な工法です。





デメリット
熱を使用する工法と比べると、防水層の密着度が劣り、
防水効果が低くなってしまう場合があります。









②トーチ工法

トーチバーナーと呼ばれるごく一般的なバーナーを用いて、
ルーフィングシートの裏面と下地をアスファルトを炙りながら貼り重ねる工法です。





メリット
シートを隙間なく溶着することができ、高い防水効果を発揮します。
また、煙が出ず臭いも少ないため、周辺環境への影響が少ないのも特徴です。
トーチ工法は費用も安いため、民間工事で採用されることが多い工法です。





デメリット
火気を使用するため、付近に燃えやすいものがある場合は施工できない場合があります。
広い場所でないと施工ができないといったデメリットが存在します。











③熱工法

熱を加えて溶かしたアスファルトを使い、2~4枚のルーフィングシートを積み重ね、
防水層を作る工法です。




メリット
日本における防水工事では100年以上もの歴史があり、たくさんのノウハウが
積み重ねられてきたため、信頼性の高い工法です。





デメリット
アスファルトは大きな窯で熱で溶かします。
その熱は約220~270度にも及び、独特の臭いや煙の発生。
火災のリスクがあるため、周辺環境への配慮が必要となり、
最近では熱工法を採用する工事は減ってきています。
また、大きな窯の世知場所を確保する必要もあります。










といったように、アスファルト防水工事の中でも工法が分かれております。
近年では、常温工法(冷工法)が多く使用されているそうです。







いかがでしょうか。
アスファルトという素材の事。
アスファルト防水工事の歴史等、知っていただく事が出来ましたでしょうか。




当社では、現場を確認して頂き、
ご予算に応じて、適切な防水工事をご提案させていただきます。












お気軽にお問合せくださいませ。