こんにちは!
マーテックスの広報です☆
防水工事とは、
建物内に雨が降ったときに雨水が入ってこないようにするためめに欠かせない工事です。
私たちが雨が降っても雨漏りに悩まされず、
生活できているのは、防水工事がしっかりされているからです。
そんな、生活するために欠かせない防水工事。
防水工事には、沢山の種類があります。
今回はその中の一つ。
FRP防水工事の方法について、ご紹介させていただきます。
そもそも、FRPとは
Fiber
Reinforced
Plastics
の略で、日本語で言うと『繊維強化プラスチック』です。
これはプラスチックにガラス繊維や炭素繊維などの強化剤を混ぜ込むことで、
強度や耐久性を向上させた複合素材です。
FRPの特徴は
・高い強度
FRPは鉄よりも強度が高く、軽量であるため、建築材料や自動車部品などに
広く使用されています
・耐腐食性
化学薬品や水に対する耐性が高く、腐食しにくいです。
・軽量
アルミニウムより軽く、取り扱いがしやすいです。
・断熱性、絶縁性
熱や電気を通しにくい特性があります。
といったように、とても扱いやすく、いい特徴がたくさんございます。
金属と比較してどのような特徴があるかも、少し比べてみましょう。
FRPと金属の違い
・重量
FRP
非常に軽量で、同じ強度を持つ金属よりも軽いです。
金属
一般的に重く、特に鉄や鋼は重量があります。
・耐腐食性
FRP
化学薬品や水に対する耐性が高く、腐食しにくいです。
金属
錆びや腐食のリスクが高く、特に塩水や酸性環境では劣化しやすいです。
・加工性
FRP
成形が容易で、複雑な形状にも対応可能です。
金属
加工には高度な技術と設備が必要で、特に複雑な形状の加工は難しいです。
・強度と剛性
FRP
高い強度と剛性を持ちますが、金属ほどではありません。
金属
非常に高い強度と剛性を持ち、重加重に耐えることができます。
といったように、金属のいいところと、FRPのいいところがあります。
場所や目的に応じてそれぞれの素材を選ぶことが大切です。
FRPはどういったものに使用されているかというと、
小型船舶の船体、浴槽、衛星、自動車のバンパー、ゴルフクラブ、釣り竿など
沢山の商品に使用されています。
私たちの身近なものにも多く使用されているので、
実はとっても親しみのある素材なんですよ。
では、FRP防水の特徴について。詳しく見てみましょう。
FRP防水は床面にFRPシートを敷き、
その上からポリエステル樹脂を塗布して硬化させます。
硬化後はプラスチックのように固くなります。
1~2日で 完了することが多く、他の防水工事に比べても施工期間が短く済みます。
FRP防水のメリット
・軽量
他の防水層に比べても、非常に軽量で、古い建物にも適していいます。
・高い防水性
FRPは非常に高い水密性を持ち、風呂の浴槽や宇宙ロケットにも使われているほどです。
・シームレスな防水層
つなぎ目の無い防水層になるので、つなぎ目から劣化するということはありません。
FRP防水のデメリット
・紫外線に弱い
紫外線から防水層を守るためにトップコートを塗りますが、
そのトップコートも紫外線より劣化していってしまいます。
劣化すると、ひび割れからはじまり、トップコートの剥がれてしまうと、
防水層の劣化が早まってしまいます。
・施工場所の制限
木造かついろい面積の床面には施工できない場合があります。
FRPの防水層は固くて伸縮性が少ないため、
熱や湿気による変化でヒビが入る可能性があります。
・費用が高め
施工費用やメンテナンス費用がやや高めです。
FRP防水の耐用年数は10年~15年です。
トップコートの塗り替えは5~10年くらいで新しいトップコートを塗り替えます。
トップコートの塗り替えは
既存のトップコートを研磨し、新しいトップコートを塗布します。
これにより紫外線や雨風から防水層を保護します。
いかがでしょうか。
FRP防水という防水工事について、知っていただけましたでしょうか。
当社では、漏水が起きている現場を確認させていただき、
ご予算を伺ったうえで適切な防水工事をご提案させていただきます。
また、施工していただく職人さんもとても技術が確かな職人さんばかりですので、
ご安心してお問合せくださいませ。
他にもたくさんの防水工事のやり方がございますので、
また、ご紹介させていただきますね。