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2025年2月17日月曜日

「防水工事のウレタン防水についてご紹介」広島で防水工事のことなら マーテックス

 こんにちは!













マーテックスの広報です☆
















防水工事と言うと、どのような工事かなかなかイメージできない方が多いかなと思います。
防水工事は、実は、私たちのとても身近な工事なんです。



お家に住んでいて、雨が降ると雨漏りがするっていうことはほぼないかなと思います。
雨漏りをさせないようにする為の工事が、防水工事です。


雨を漏水させて、侵入させないことが最大の目的で、
主に、家屋の屋根、マンションやビルなどの建物の屋上、
バルコニーやベランダ等に施工されています。





防水工事の工事にはたくさんの工法がありますが、
今回は、ウレタン防水工事をご紹介させていただきます。


























まず、ウレタンという素材につついて。
皆さん、ご存じですか?!




ウレタン(ポリウレタン)は
ポリオール分子とイソシアネート成分が反応して形成される化合物で、
ウレタン結合をもつ樹脂です。



どんな特徴があるか。見てみましょう。





・柔軟性
伸縮性に優れていて、様々な形状に対応できます。


・軽量
軽量でありながら、強度が高く、建材やスポーツ用品などに広く使用されています。


・断熱性
熱を伝えにくく、断熱材としても利用されています。


・吸音性
音を吸収する性質があり、防音材としても効果的です。


・耐久性
耐摩耗性や耐候性に優れており、長期間使用できます。







ウレタンはとても機能面で優れてるので、
その性質から、たくさんの分野で使用されています。
では、建材以外では、どのようなものに使用されているのでしょうか。


先述したように、
スポーツ用品としては、スポーツシューズ、ヘルメット等に使用されております。
また、私たちの身近なものでは、衣類、スポンジなどの日用品、
ソファーやマットレス等の家具にも使用されています。





そんなウレタンを使用したウレタン防水工事。
どのように施工していくのか、見てみましう。





ウレタン防水工事は、
液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成することで、
雨水の侵入を防ぐ防水施工方法です。
ウレタンは柔軟性や防音性、耐衝撃性があり、
化学反応によって硬化するとゴムのような材質になります。




ウレタン防水の何よりのメリットは
費用が比較的安く、コストパフォーマンスに優れていることです。


他の防水工事と比べても施工費用が比較的安いのが特徴です。
ですので、多くの現場で採用されているのが、この、ウレタン防水工事です。






他のメリットを見てみましょう。





・複雑な形状でも施工できる。
ウレタン防水工事は液状のウレタン樹脂を使用するので、
複雑な形状の屋上でも施工することが出来ます。



・つなぎ目がなく施工できる。
シート防水だと、つなぎ目が出来てしまいますが、
塗膜防水だと、つなぎ目がなく施工することが出来ます。
つなぎ目があると、そこから劣化していく事もありますので、
つなぎ目の無い防水層を形成できるのが特徴です。



・別の素材の防水材があっても上から重ね塗りができる。
改修工事などで、他の防水材があったとしても、ウレタン防水工事では、
上から重ね塗りすることにより、施工することが出来ます。
工期も短くできますし、材料を破棄する手間も省けます。




いかがでしょうか。
沢山のメリットがあります。






では、デメリットを見てみましょう。






・人の手で塗るため完全に均一な膜厚にはならない。
職人さんが手で塗って施工するので、完全に均一な厚さにはなりません。
その点、シート防水は工場で出荷された時点で完全に均一な厚さになっています。





・乾燥に時間がかかる。
液体なので、乾燥するまでに時間がかかります。
また、下地を塗って、乾いてからウレタン塗膜を塗って、
仕上げのトップコートを塗るので、行程にも少し時間がかかります。





・デザイン性が無い。
仕上がりが選べるわけではないのでデザイン性がありません。
色も限られた色しかないので自由度が限られてしまいます。





・紫外線や熱により早期劣化が生じやすい。
屋上やベランダでは、紫外線に常にさらされてるので、どうしても劣化してしまいます。
定期的なトップコートを塗ることにより、耐用年数を守る事が出来ますが、
トップコートの塗り直しなどの定期的なメンテナンスを怠ると、
劣化が進みやすくなります。






といったように、デメリットもございますが、メリットの部分が大きいので、
多くの現場で採用されている防水工事になります。



ウレタン防水工事の工法を、ご紹介させていただきます。




・密着工法
ウレタン防水の樹脂材を下地に直接塗り、その上にメッシュの補強布を貼り付けます。
さらにウレタン樹脂材を一定の厚さになるまで塗り重ね、最後に仕上げのトップコートを
施して完了となる工法です。

短い工期で施工ができるため、その分工事費用を抑えることが出来ます。

一方で、施工箇所である下地が水を含んでいると、夏場などの暑い季節に、
塗りものであるウレタン樹脂が熱せられた結果、水蒸気によって防水層が
膨らんでしまうといった現象が起きてしまうこともあります。


ですので、既に水を含んでしまっている下地の上に防水工事を行うのであれば、
もう一つの工法の方がおすすめです。




・通気緩衝工法
通気緩衝工法とは、通気緩衝シートと呼ばれるものを下地に貼り付け、
その上からウレタンを塗っていく工法です。
密着工法よりも費用は掛かりますが、
下地とウレタンの間に一枚のシートが割って入ることで、
「水蒸気による膨らみ」を防止することが出来ます。

通気緩衝工法では、施工を予定していた箇所に同じ工法が用いられていた場合、
既存の古いシートを転用することが多いのが特徴です。
状況次第では、古いシートをあえて剥がさず、
その上から工事を始めていくこともあります。

古いシートを利用して工事を始めていく際は、経年劣化によって発生してしまった
空気を、新しく施工したシートから逃がすため、シートの数カ所に穴をあけ、
そこから空気を逃がす作業を行います。






当社では、しっかり現場を確認させていただき、
ご予算に応じて、どのような工事が適しているか、判断させていただきます。
施工も技術の確かな職人さんにお願いしておりますので、
ご安心してご依頼ください。


まずは、お困りの事がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。














皆様からのお問合せ、お待ちしております。