こんにちは!
マーテックスの広報です☆
『maru-maru』で、
国産カラーい草のお取り扱いが始まりました!
皆さん。
い草ってどういったものか、ご存じですか!?
実は、私たち。日本人にとって、身近なものなんです。
今では少し減ってきましたが、和室ってどのお家にもありましたよね。
その和室に必ず使われているのが、畳だと思います。
い草は畳の原材料です。
い草を織り込んで畳にしています。
そんな、今ではあまり触れられる機会が減ってきたい草。
もっと、たくさんの方に触れていただきたいと思い、
DIY & Materials ProShop
『maru-maru』
で、新しくお取り扱いがスタートしました!
先ほどもご紹介させていただいたように、い草は畳の原料になる素材なのですが、
実は、い草にはたくさんのいい特徴があります。
・調湿効果がある
最近の住宅は昔に比べ、気密性が格段に向上しています。
その為、従来では考えられなかった湿気の問題が発生しています。
「い草」は空気中の水分が多い時は湿気を吸収し、乾燥時には水分を放出し、
部屋の中の湿気を調整します。
気密性の高い住宅において、
「い草」は年間を通してお部屋を快適に保つ、人に優しい素材です。
「い草」の機能でもっとも代表的なものは、その高い吸湿性です。
現代の都市型生活では、エアコンをはじめとする冷暖房器の普及により
窓が締め切られた状態となり、
高気密・高断熱の室内は常に感想と湿潤を繰り返しています。
すると、人の呼吸器系に負荷がかかり、咳が出やすく健康を害することになりかねません。
このような状況の中、「い草」には木炭に匹敵する吸湿機能があり、
湿度が高い時は無数の気孔から湿気を吸い取って中に蓄え、
また部屋が乾燥してくると、スポンジのような内部に蓄えた水を放出し、
空気の湿度を調節します。
「い草」は呼吸器系にも優しい天然素材なのです。
高温多湿の日本でい草が昔から重宝されてきたのにはそんな理由もあります。
・空気清浄ができる
現在の私たちが生活している環境には、タバコ、自動車や工場などから排出された
有害物質(例えば窒素酸化物や揮発性有機化合物)が存在しています。
ところが、「い草」製品は空気中の二酸化炭素やホルムアルデヒドを吸収し、
空気をきれいにすることが明らかにされています。
「い草」は天然の空気清浄機としての機能を持っているのです。
車の排気ガス、工場からの排煙、タバコの煙、
暖房機器やガスコンロなどから発生する有機化合物など、
有害な二酸化窒素(NO2)がいっぱいです。
それが、大学の研究にると、畳やい草カーペットを敷いた部屋は
環境基準の2倍の二酸化炭素を2~3時間でい草が自然浄化し、
空気が綺麗になるという結果が出ています。
また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドをい草が吸着するとの
結果も出ています。吸着されたホルムアルデヒドは50℃に再加熱しても
ほとんど再放出されず、室内の空気の清浄に大きく貢献します。
この優れた機能は他の植物にない、「い草」だけの特性で、
新しくても古くてもその威力にほとんど変化はありません。
・リラックス効果と防火性
新しい「い草」の香りは日本人にとって忘れられないものです。
この香りは精神をリラックスさせ、心を落ち着ける効果があります。
また、「い草」製品の一つである畳表や上敷きは防炎機能が証明されています。
消防法に基づき試験した結果、防火性が認められ、火災に対しても他の敷物に比べ
安全性が高いことが証明されています。
・消臭効果
「い草」には二酸化炭素やホルムアルデヒドに加え、
悪臭の原因となる様々な化学物質を吸着します。
特にアンモニアやアミン類などの臭いは高い吸収率を示しています。
トイレに「い草」の小物を置いておくとトレイから発生する嫌な悪臭を吸着してくれます。
また、汗の臭いに対しても、「い草」は高い消臭機能を示します。
昔から使われている「い草」の寝ゴザは
吸湿、消臭機能をうまく利用した寝具であるといえます。
といったように、い草にはとても良い機能がたくさん備わっています。
知らず知らずのうちに使用しておりましたが、
日本の気候にあった、とても高機能な素材だということがわかりますね。
今回は、そんな色々といい機能が満載のこちらの「い草」。
カラー染めされているい草が入荷いたしました!
今、トレンドのくすみ系の色や、少し明るめの色まで。
色々と色を取り揃えております。
短く切って、フラワーベースなどにさして、香りを楽しむのも良し。
コースター等にアレンジするのも良しの使い方はたくさんあります。
是非、一度、ショップでお手に取ってみてください。
皆さんからのお問い合わせ、お待ちしております。