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2025年1月9日木曜日

「防水工事の一種。アスファルト防水工事をご存じですか!?」広島で防水工事なら マーテックス

こんにちは!














マーテックスの広報です☆















防水工事と聞くと、どんな工事を想像されますか?!



実は。
私も入社前は防水工事なんて全然聞いたこともありませんでした。




建築関係を学ばれている方は割と身近なワードかもしれません。
私みたいに学ばれてない方は、なにそれ??どんな工事??
って思われる方が圧倒的に多いかなと思います。



防水工事は、実は、私たちのとっても身近な工事なんです。




雨が降っても雨漏りもせず、快適に生活ができているのは、
防水工事をしっかり行っているからなんです。
建物の安全と、私たちの生活の安全を守るための防水工事。



防水工事はたくさんの種類があるのですが、
本日は、アスファルト防水工事に関して、皆さんに知っていただきたいと思います。




























そもそも。
アスファルトって何?!と思われる方も多いと思います。




アスファルトは原油に含まれる最も重質な物質です。
黒色または暗褐色の固体または半固体で、温度によって液体から固体、
固体から液体に変化する性質があります。
主に道路の舗装や防水剤として使用されます。




アスファルトには、天然アスファルトと石油アスファルトの2種類があります。


天然アスファルトは自然界で産出されるもので、
石油アスファルトは原油を精製する過程で得られるものです。
現在では、石油アスファルトが主に使用されています。






アスファルト防水の歴史は古く、紀元前までにさかのぼります。
いくつかご紹介させていただきます。



・メソポタミア文明
紀元前3200年頃、メソポタミア地域でアスファルトが船の
防水材として使用されていました。


・エジプト
紀元前3000年頃、エジプトではミイラの保存にアスファルトが使われていました。
また、旧約聖書のノアの箱舟やバベルの塔の建設に
アスファルトが使用されていた記述があります。


・インダス文明
同じく紀元前3000年頃、インダス川流域でもアスファルトが建材や防水材として
利用されていました。


・ヨーロッパ
19世紀には、ヨーロッパでアスファルトが道路舗装に広くしようされ始めました。
特にフランスのパリでは、1830年代にアスファルト塗装が導入されました。





アスファルトはその耐久性と防水性から、古くから現代にいたるまで
様々な用途で使用され続けています。






日本におけるアスファルト防水の歴史はどのような歴史か。
ご紹介させていただきます。




日本で初めてアスファルト防水工事が行われたのは20世紀初頭です。
1905年に初めて本格的なアスファルト防水が施工されました。
この時期、アメリカから輸入された「マルソイド」という製品が使用されました。



その後、1920年代には国産のアスファルトルーフィングの生産が開始され、
1950年代にはJIS規制が制定されるなど、国内での技術と製品の発展が進みました。
アスファルト防水は建物の屋根や地下構造物の防水に広く使用され、
現在でもその信頼性と耐久性から多くの建築物で採用されています。


アスファルト防水技術は、長い歴史の中で大きく進化してきました。
進化のポイントをご紹介させていただきます。








材料の改質




改質アスファルト

アスファルトにゴムやプラスチックを混ぜることで、耐久性や柔軟性が向上しました。
これにより、低温でも割れにくくなり、長寿命化が図られています。




基材の進化

初期のアスファルトルーフィングは紙を基材としていましたが、
現在ではガラス繊維や合成繊維を使用する事で、強度や耐久性が大幅に向上しています。









施工方法の多様化





熱工法

アスファルトを加熱して溶融し、シート状の防水材を貼り付ける方法です。
これにより、強靭な接着力と防水性が得られます。




常温工法

溶融を必要とせず、常温で施工できる方法も開発されました。
これにより、施工の安全性が向上し、環境への負担も軽減されています。





環境対応

低煙低臭型アスファルト
施工時の煙や臭いを抑えるための改良が進み、環境にやさしい製品が登場しています。




遮熱塗料の採用

防水層の上に遮熱塗料を塗布することで、
熱劣化を防ぎ、建物の内部温度を快適に保つことが出来ます。







新しい工法の導入


トーチ工法

改質アスファルトルーフィングシートの裏面を
トーチバーナーで加熱して貼り付ける方法です。
これにより、施工が迅速かつ確実に行えます。





複合工法

異なる防水材料を組み合わせることで
より高い防水性を実現する工法も開発されています。









といったように、アスファルト防水は長きにわたり、
信頼されてきた実績がある防水工法なので、
より、施工しやすいように改良がなされています。
信頼性の高い防水工事だからこそ、どんどんと改良を重ねて材料も使いやすく、
作業される職人さんが作業されやすくなっていっているんですね。





いかがでしょうか。




アスファルト防水工事について、ご理解いただけましたでしょうか。
施工できる場所が少し限られてきますが、
とても信頼性の高い防水工事です。



当社では、実際に不具合が起こっている現場を見させていただき、
ご予算等に合わせてお見積りを作成させていただきます。
職人さんも長年当社でお願いしている、
技術も確かな職人さんにしていただいておりますので、
ご安心してご相談していただけましたらと思います。















些細な事でも構いません。
お気軽にご連絡いただけましたらと思います!


皆さんからのお問い合わせ、お待ちしております!