こんにちは！
マーテックスの広報です☆
防水工事と聞くとどのような工事だと思いますか？！
防水工事とは、私たちの生活に意外と密接に関係している工事なんですよ。
私たちがお家や、学校、会社などで生活をしていて、雨が降っても雨漏りしませんよね。
雨が降るたび、雨漏りがしていたら、大変です。
私たちが安全に、安心して生活ができるのは、
防水工事がしっかりと機能しているからなんです。
沢山の防水工事の工事方法があるのですが、
今回は、塩ビシート防水工事について、皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
塩ビシート防水工事は、塩化ビニルという素材が原料になっているシートを使用して
防水層を形成する工事方法です。
塩化ビニルという素材はエチレンと塩素から作られる合成樹脂です。
塩化ビニルの特徴を見てみましょう。
耐久性
塩化ビニルは耐候性、耐薬品性、耐摩耗性に優れいています。
難燃性
他のプラスチックに比べて燃えにくく、自己消火性があります。
加工性
熱可塑性があり、加熱すると柔らかくなり、冷却するとかたまるため、
さまざまな形状に加工できます。
経済性
原料が安価で、大量生産が可能なため、コストパフォーマンスが高いです。
といったように、塩化ビニルはとても優れた特徴があります。
この特徴を活かして、様々な分野でこの素材が使用されています。
建築資材
パイプ、窓枠、床材、壁材などに使用されています。
日用品
電線被膜、包装材、文房具など身近な製品にも多くつかわれています。
医療用具
血液バックやチューブなど、医療分野でも広く利用されています。
このように、私たちの身の回りのものでも、多く原料として使用されています。
では、塩ビシート防水の施工方法や、特徴を見てみましょう。
塩ビシート防水工事は先述したように、シート型の防水材を使用します。
シートを広げていく施工方法なので、
塗膜防水と比べて、一度に広範囲の施工をすることが可能です。
塩ビシートの貼り付け方は「密着工法」と「機械固定工法」とあり、
それぞれ材料によって使い分けられます。
また、塩ビシート防止のシートは意匠性に優れており、屋上防水や、バルコニー床、
共有廊下床など、あらゆる箇所での施工が可能です。
シート防水は塗膜防水と違い、材料が乾くのを待たなくてよいので、
マンションやビルなどの共有部分でも使用できます。
では、施工の方法を見てみましょう。
「密着工法」
接着剤を使用して下地に直接、塩ビシートを貼り付ける工法です。
ある程度の強度を保つことができるため、屋上の他、ベランダやマンションの共有廊下、
階段など、軽歩行が可能な箇所に使うことが出来ます。
ただ、通気性がないため、下地の状態によっては、影響を受けるケースがあります。
シートが剥がれないように、接着剤をしっかりと乾燥させる必要があります。
「機械固定工法」
機械固定工法では、下地と塩ビシートの間に緩衝材をいれ、
固定ディスクをし使用して接合します。
建物の躯体に亀裂、振動などの影響を受けずに施工することが出来ます。
下地の状態に左右されないことから、既存の防水箇所に対する改修工事の場合でも、
最低限の下地処理で済むため、コスト削減も可能です。
塩ビシート防水工事のメリットを見てみましょう。
メリット
・優れた耐久性、耐熱性
塩ビシートは耐久性に優れており、
使用状況にもよりますが、耐用年数が10年～15年程度といわれています。
また、熱や紫外線の他、オゾンにも強い素材であるため、他の素材と比較して
劣化のスピードも遅くなっています。
塩ビシート自体、しっかりとした強度を保っていますが、
シートの上から保護塗料を塗ることで、より耐久性があがります。
・工期の短縮が可能
既存の防水箇所への改修工事の場合、下地処理を最低限で済ませるだけで、
その上からシートをかぶせてしまうことから、工期を短縮することが可能です。
工期の短縮は、防水工事かかるコストの削減にもつながります。
・低コストなメンテナス費用
塩ビシートの耐用年数が10年～15年とほかの素材と比較しても長いことから、
定期的なメンテナンスにかかるコストを抑えることが可能です。
一回の防水工事にかかる費用が高くても、メンテナンス費用も含めて考えれば、
全体的なコストを安くすることが出来ます。
・均一な防水層の厚み
塗膜防水は職人が手で塗って作業をしていくので、
防水層が完全に均一な厚みにはなりません。
ですが、塩ビシートは工場で均一な厚みで作成されているので、
完全に均一な厚みで製作されていますので、
防水層の厚みのバラツキはありません。
ですので、しっかりとした防水層を形成することができます。
このように、たくさんのメリットがあります。
デメリットは何でしょうか。
メリットがあれば、デメリットもありますので、詳しく見てみましょう。
デメリット
・形状が複雑な箇所には不向き
塩ビシート防水で施工する場合、シートを施工する箇所に合わせてカットしながら
貼り付けることになります。
平らな場所であれば、シートをそのまま広げて張り付ければよいですが、
形状が複雑なバルコニーや階段には、なかなか難しい作業となります。
形状に合わせて端をすべて密着させることができないと、
雨漏りの原因にもなりかねません。
・施工後に臭いが残る
塩ビシートには独特のにおいがあり、塩ビシート防水の施工後、
しばらくの間はその匂いが残ってしまいます。
建物の屋上など、あまり人が近寄らない場所であれば、気にならないかもしれませんが、
生活エリアや、人通りのある場所に施工する場合、
臭いが気になる可能性があれば、その点はあまりお勧めできないところです。
・つなぎ目からの劣化
塩ビシート防水は塗膜防水とは違い、つなぎ目が発生してしまいます。
つなぎ目から、剥がれ、劣化することがあります。
上記で挙げたようなデメリットもありますが、
メリットの方が大きいので、多くの現場で採用されております。
当社では技術の確かな職人さんに施工をお願いし、工事を行っていただいております。
また、当社では施工管理として、一緒に頑張ってお仕事をしてくれる仲間を
募集しております。
施工管理は一見大変そうなイメージがありますが、
職人さんとコミュニケーションを取りながら、仕事を進めていくお仕事になります。
私たちの会社では、施工は職人さんにお願いしております。
自らが施工するということはありません。
職人さんも優しい方ばかりなので、安心して業務を行うことが出来ます。
もちろん。
未経験の方でも大丈夫です。
私たちの社員も未経験から施工管理をしております。
難しいこともわからないことも多いとは思いますが、
先輩たちが優しく指導してくださるので、安心して、ご応募ください。
少しでも、私たちの会社に興味がある方は、お気軽にお問合せください。
会社に見学に来られるだけでも大丈夫です。
お気軽にお問合せいただければと思います。
皆さんからのお問合せ、お待ちしております。
