こんにちは！
マーテックスの広報です☆
防水工事という工事は、私たちの生活には欠かせない工事です。
どんな工事かというと、
雨が降っても、お家や建物内に雨が入ってくることは在りませんよね。
屋根や建物のベランダ、屋上などにされているのが防水工事です。
防水工事は建物の健康を保つためにとても必要な工事になります。
もちろん。私たちが安全に健康で生活するためにも大切な工事です。
とても私たちの生活に密接した工事になります。
沢山ある防水工事の中で今回はウレタン防水工事についてご紹介させていただきます。
ウレタン防水工事とは、液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて、
建物に雨水を侵入させない為の工事になります。
ウレタン樹脂は柔軟性や防音性、耐衝撃性があり、化学反応によって硬化すると
ゴムのような性質になります。
そもそもウレタン（ポリウレタン）は様々なものに使用されております。
洋服やスポンジなどの日用品や、ソファーやマットレスなどの家具。
自動車のシートクッションやスポーツ用品など。
私たちの生活ではとても身近な素材です。
ウレタンのそもそもの素材の特徴は
・柔軟性
伸縮性に優れていて、様々な形状に対応できる。
・軽量
軽量でありながら強度が高いので、建材やスポーツ用品などに広く使用されています。
・断熱性
熱を伝えにくく、断熱材としても利用されています。
・吸音性
音を吸収する性質があり、防音材としても効果的です。
・耐久性
耐摩耗性や耐候性に優れており、長時間使用できます。
こういった、素材の特徴から建材の材料としても使用されている素材です。
ウレタン防水工事は、防水工事の中でも安価で耐久性が高く、
どんな形状の場所でも使用できるなどのメリットが多い事から、
多く採用されている防水工事です。
液体状のウレタン樹脂を複数回塗ることで防水層を形成し、雨水の侵入を防ぎます。
マンションや陸屋根などの平らな屋上に施工します。
液体状のウレタン樹脂を複数回塗ることで、つなぎ目の無い防水層を形成し
雨水の侵入を防ぎます。
施工も簡単で、防水工事の中では安価な上に、別の素材の防水材があったとしても
その上から重ね塗りができるなど、メリットも多く、最も主流な防水工事です。
5，6年ごとにトップコートを再塗装することで15年程度、防水効果を保持できます。
液状の為、屋上、ベランダ、バルコニー等どんな形状の場所にも施工することが出来ます。
短所としては、職人の手で塗るので、完全に均一な塗膜にならない、
乾燥に時間がかかるのでマンションなどの廊下には施工が難しい、
デザイン性が無いということが挙げられますが、性能的に目立った短所はありません。
では、施工方法を見てみましょう。
ウレタン防水工事には２種類の施工方法があります。
①密着工法
②通気緩衝工法
この二種類の施工方法があります。
それでは、詳しくどのように施工するのか見てみましょう。
①密着工法
密着工法は下地の上からウレタン塗膜を塗り、防水層を形成する工法です。
複雑な形状にも対応可能です。
メッシュシートを間に挟んで補強する場合もあります。
ただし、下地が水分を含んでいたりすると、ふくれの原因になったりするので、
その場合は別の工法の方で施工します。
②通気緩衝工法
通気緩衝工法とは、通気緩衝シートと呼ばれるものを下地に貼り付け、
その上からウレタンを塗っていく工法です。
密着工法よりも費用は掛かりますが、
下地とウレタンの間に一枚のシートが割って入ることで、
「水蒸気によるふくらみ」を防止することが出来ます。
通気緩衝工法では、施工を予定していた箇所に同じ工法が用いられていた場合、
既存の古いシートを転用することが多いのが特徴です。
状況次第では、古いシートをあえて剥がさず、
その上から工事を始めていくこともあります。
古いシートを利用して工事を進めていく際は、経年劣化によって発生してしまった空気を、
新しく施工したシートから逃がす為、
シートの数カ所に穴を開け、そこから空気を逃がす作業を行います。
通気緩衝工法は、一般的にマンションやビルの屋上、アパートの屋根など、
面積が大きく平面な場所に施工される事が多いです。
対して密着工法はベランダやバルコニーといった、
比較的面積の狭い場所で用いられる傾向があります。
これは、配管などが複雑に交錯する場所を施工する際、
通気緩衝工法では、シートを切り貼りする手間が発生しますが、
密着工法であればウレタン樹脂材をそのまま塗るだけで工事が完了します。
メリットと、デメリットを見てみましょう。
メリット
ウレタン防水のメリットはなんといっても工事費用の安さです。
ウレタン樹脂材の材料費の安さも理由の一つですが、ウレタン防水工事は
防水工事の中で最も一般的な工法であり、施工できる職人さんの数も多いため、
工事費用が安く収まります。
また、工事の手軽さと小回りのききやすさも特徴として挙げられます。
特に密着工法の場合、狭い場所で一部分だけ防水工事を施工したい、
といったケースにも対応できます。
さらに、ウレタン樹脂材は仕上げであるトップコートの段階で、
ある程度好きに色を選べることが出来ます。（選べる色は少なめですが）
仕上げの色を好みに変えることが出来るのもメリットといえます。
デメリット
ウレタン防水はウレタン樹脂材を手で塗っていく作業のため、
シート防水と比較すると、職人の技術によって仕上がりに差が出てくることがあります。
同じ防水工事を行った建物でも、ウレタン樹脂材による塗膜層が厚い部分と
薄い部分が出てくることがあります。
特に立ち上がり部分の出来栄えには顕著に差が出ます。
いかがでしょうか。
ウレタン防水工事の事を知っていただく事が出来ましたでしょうか。
防水工事について気になることがございましたら、
お気軽にお問合せくださいませ。
皆様からのお問合せ、お待ちしております！
