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2025年1月29日水曜日

「防水工事のアスファルト防水工事についてご紹介」広島で防水工事なら マーテックス

 こんにちは!














マーテックスの広報です☆













防水工事というのは、実は、私たちの生活に密接にかかわっている工事になります。
私たちが雨が降っても雨漏りを気にせず生活できているのは、
防水工事がしっかりと機能しているからなんです。


雨水を漏水させない。


それが、防水工事の大切なところです。



今回は、数ある防水工事の中で、アスファルト防水工事について、
皆さんにご紹介できればと思います。







































皆さん。
アスファルトというのは、どんな素材か。
ご存じですか!?




アスファルトというのは、原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質な物質です。
黒色または、暗褐色の固体または半固体で、温度によって液体から固体、
固体から液体に変化する性質があります。



天然アスファルトと石油アスファルトの2種類があります。
天然アスファルトは自然界で産出されるもので、
石油アスファルトは原油を精製する過程で得られるものです。






現在のアスファルトと呼ばれるものは、ほぼ石油アスファルトが使用されています。






天然アスファルトが産出される有名な場所は以下のようなところがあります。







トリニダート・トバゴのピッチ湖
世界最大の天然アスファルトの湖で、非常に純度の高いアスファルトが産出されます。



ベネズエラのグアラコ湖
天然アスファルトの湖で、トリニダート・トバゴのピッチ湖に次ぐ規模を誇ります。



アメリカ合衆国のユタ州
ユタ州のアスファルトリッジは、天然アスファルトの産地として知られています。



日本の秋田県豊川油田
日本国内で天然アスファルトが産出される数少ない場所のひとつで、
歴史的にも重要な産地です。






といったように、日本でも産出されていたそうです。
そんな世界的にも産出地が多い、こちらのアスファルト。
大変昔から、使用されていたという記録が残っています。






紀元前3200年頃。
メソポタミア地域でアスファルトが船の防水材として使用されていました。



紀元前3000年頃。
エジプトではミイラの保存にアスファルトが使われていました。
また、旧約聖書には、
ノアの箱舟やバベルの塔の建設にアスファルトが使用されていた記述があります。
インダス川流域でもアスファルトが建材や防水材として利用されていました。



19世紀にはヨーロッパでアスファルトが道路舗装に広く使用され始めました。
特にフランスのパリでは、1830年代にアスファルト舗装が導入されました。




アスファルトはその耐久性や防水性から、古くから使用されてきていた素材になります。





そんな防水性が高いアスファルト。
防水工事では、どのように使用されるのでしょうか。





詳しく見てみましょう。





アスファルト防水は、従来から広く使われている防水工事の工法の1つです。

合成繊維不織布のシートに液状に溶かしたアスファルトを染み込ませ
コーティングした、ルーフィングシート(建物内に水滴を入れないシート)を
二層以上に仕上げることで、防水機能をより強固にする積層工法です。

アスファルト防水は、先述の通り広い場所への施工が適しているため、
学校やマンション・公営住宅などの屋上や屋根で採用されていることが多いです。







アスファルト防水は主に3種類に分けられます。



・常温工法(冷工法)
・トーチ工法
・熱工法




どのような特徴があるのか。
メリット、デメリットを見てみましょう。





・常温工法(冷工法)

多くの現場で採用されているのが常温工法(冷工法)です。
常温工法は、他2つの工法とは異なり、
熱を使わずに防水層を作る事が出来るのが特徴です。

ルーフィングシートの裏面に、自着層と呼ばれるゴムアスファルトの粘着層を
コーティングし、複数枚交互に貼り合わせていく工法です。
下地が軟粘着状態になるため、施工したコンクリートにしっかりと付着します。




【メリット】

熱や臭いが発生しない為、環境への配慮だけでなく、
安全性が優れいているのがポイントです。
火を使用しないという点から、近年最も主流な工法です。





【デメリット】

熱を使用する工法と比べると、防水層の粘着度が劣り、
防水効果が低くなってしまう場合があります。








・トーチ工法

トーチバーナーと呼ばれるごく一般的なバーナーを用いて、
ルーフィングシートの裏面と下地を、
アスファルトを炙り溶かしながら貼り重ねる工法です。




【メリット】

シートを隙間なく溶着することができ、高い防水効果を発揮します。
また、煙が出ず臭いも少ないため、周辺環境への影響が少ないのも特徴です。
トーチ工法は費用も安いため、民間工事で採用されることが多い工法です。





【デメリット】

火気を使用するため、付近に燃えやすいものがある場合は施工できません。
広い場所でないと施工が出来ないといったデメリットが存在します。










・熱工法

熱を加えて溶かしたアスファルトを使い、2~4枚のルーフィングシートを
積み重ね、防水層を作る工法です。




【メリット】

日本における防水工事では100年以上もの歴史があり、
たくさんのノウハウが積み重ねられててきたため信頼性の高い工法です。




【デメリット】

アスファルトは大きな窯で熱して溶かします。
その熱は220~270度にも及び、独特の臭いや煙の発生、火災のリスクがあるため、
周辺環境への配慮が必要となり、最近では、熱工法を採用する工事は減ってきています。
また、大きな窯の設置場所を確保する必要もあります。







アスファルト防水の耐用年数は10年~20年と長いのが特徴です。



アスファルト防水は耐久性と防水性能から、特に次のような場所に向いています。




・屋上
ビルやマンション、学校の屋上で広く採用されています。
特に平らな屋根に適しています。


・駐車場
屋上駐車場や地下駐車場など広い面積をカバーする必要がある場所に適しています。



・プール
プールの底や側面の防水にも使用され、水の侵入を防ぎます。



・大きなバルコニー
広いバルコニーやテラスでも使用され、雨水の侵入を防ぎます。



・地下構造物
地下室や地下駐車場など、地面に接する部分の防水にも適しています。





このように、耐久性が求められる場所や、
高い防水機能が必要な場所に関して施工されます。




当社では現場をしっかり確認させていただき、
ご予算に合わせて、施工方法をご提示させていただきます。













また、当社では、施工管理として一緒に頑張ってくれる仲間を募集しています。
もちろん。
未経験の方、大歓迎です!



当社の社員もみんな、未経験でした。
入社してから、経験を積み、しっかりと仕事ができるようになりました。


それでも、ご不安なこともあるかもしれません。
きちんと、先輩がしっかり指導しますので、ご安心ください。






マーテックスに少しでも興味がある方がいらっしゃいましたら、
是非、お気軽にお問合せくださいませ。

















皆さんからのお問合せ、お待ちしております!